#6 うさうさのプチファーム 中村智恵美さん


秋晴れが続く心地よい今日、この頃。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?


先日、池田町制100年記念式典に出席させていただきました。

式典終了後は、三四六さんの講演会! 「お!abn わ~」のお馴染みのCMも撮影して、

中学のてるてる坊主ギネスに挑戦の宣伝もしっかりとして、いい式典になったのではないでしょうか。


そして、週末は「池田ワイン祭り」 青空の下でワインを飲む。いいですねぇ~



 今回、お話を聞いたのは渋田見でぶどう園「うさうさのプチファーム」を営む中村智恵美さん。

池田町でぶどう栽培を始めた経緯、実際に始めてみて感じたことなどを伺いました。



中村さん 「2009年に当時住んでいた須坂市で、信州高山村ワインぶどう研究会に入会したのが

栽培を始めるきっかけでした。もともとワインは好きだったんですけどね。 2010年に池田町が

ハーブアカデミーという事業をやるということで応募して、池田でぶどう栽培を始めました。」




渋田見の青木原でぶどう畑を営んでいる中村さん。

住まいは松本、ぶどう畑は池田のほかに大町でも営んでいます。



「池田と大町にあるぶどう畑で栽培したぶどうでワインとジュースを作っています。

池田でぶどう畑を始めるときは、もともとやっていらっしゃる方がいたのでいろいろと

教えてもらいながら今日までやってきたという感じです。」


「大変だったのは、ぶどうを育てるのはもちろんなんですがワインを加工する工場を探すことでした。

そんなに大きな面積でぶどうを作っているわけではないので、少量だとどうしても単価が高くなってしまう。

希望価格に近く理解のある加工工場を探して、現在は山梨の工場で加工してもらっています。」



そんな中村さんですが、そもそも池田でぶどうを作ろうと思った理由はなんだったんでしょう?



「ちょうど、ワインアカデミーという事業があったのも理由の一つですが、

この土地がぶどう作りにとても適した土地だったいうのも大きな理由です。

日当たりが良く水はけもいい、年間を通して気温や気候が程いい。

人間が住みやすいと感じる土地は、ぶどう作りにも適しているんです。」



現在、松本に住みながら池田と大町でぶどう畑を営まれている中村さんに、

最後に「池田」についてお聞きしました。


「ぶどう畑のある渋田見のほうや山の方は景色もきれいで素晴らしいと思います。

ただ、街中はもっと活気が欲しいなというのも現実問題としてありますよね。

あと、若い人にもっと頑張って欲しい! ぶどう栽培している人も高齢化が進んでいるので、

若い方にもぶどう作りに関わっていただけたら未来は明るいですね。

あとは…私たちはワインやジュースを作って道の駅などで販売していますが、

池田は軸となる特産品が無いので、そこはもったいないと思います。」




中村さんのワイン、ジュースは池田のハーブセンターや近隣市町村の道の駅で販売しています。

HPのほうも随時更新中なので、要チェックです!


うさうさのプチファームHP http://usaputi.com/